戯言

一次試験が終わった。
去年より手応えがない。
自分の成功ではなく人の失敗を祈るときは
だいたい駄目なんだ。
去年の二次試験がそうだった。

3時間ほどの試験、
最後の小論文試験中に、慢性的に起こる片頭痛の予兆。
去年と同様、事前に頭痛薬を飲んだけど効果続かず。
通常の仕事中であれば、
集中を解いて一時休憩をするんだけど
小論文は、一時間の制限時間内で
テーマの選択、構成から清書(原稿用紙3枚)まで行うスケジュールで
まったく余裕はない。

加えて、周囲との距離は十分取れていて
喋る環境でもないのに
マスクをずらすのも許されず、(試験中に注意された…)
呼吸まで苦しかった…。

私の片頭痛は、世間様が言うものより重いと感じる。
日常生活がままならない。
頭痛からの嘔吐がワンセット
ひとしきり吐き終わったあとにも
頭痛が数時間残り、回復まではひたすら寝るしかなくなる。

以下は汚物の話。

かろうじて小論文は最後まで書き切れたけど
汗びっちょり
会場内の蛍光灯や、それを反射する
真っ白なテーブルに目がチカチカする

試験終了と同時に、
カバンに常備しているエチケット袋を取り出し
会場外のトイレへ駆け込んで
ひとまず会場の皆様に醜態を晒すことは回避。
一旦安堵。

その後は直帰して、
最寄り駅までの道すがらで一度嘔吐
駅前で二度嘔吐
ちなみにエチケット袋は一枚しかなく
中身だけ捨てるとかいう余裕もなく
コンビニに入る余裕もなく
あくまで人間らしい振る舞いをするだけで精一杯の状態

この状態で電車に乗るのは無理だと悟り、
朦朧とする頭で滅多に乗らないタクシーを呼んで
そんなタクシーの中でも、そこそこ大量に嘔吐
でも、運転手さんが色々と寄り添ってくれて
精神的に安心できた

まだ気持ち悪いけど、もう吐き気は大丈夫かも
そう思いながらタクシーを降車後
数百メートル先で嘔吐

自分が最初に装備してたエチケット袋は
すでに吐瀉物でパンパンになってたので
運転手さんにもらった追加の袋のおかげで
オエオエ言いながらもなんとか社会性を保って帰宅

今日は帰ったら一次試験の打ち上げだーなんて思ってたんだけど
真っ暗な部屋でひたすら寝て、どん底の気持ちで
今に至る。

私が今日えらかったのは、
タクシーをきちんと呼んだことだと思う。
人様への迷惑の考慮だけじゃなくて、自分の安心も買えた。
貧困層だけどお金はこういうときにはちゃんと使おうと思う。
あと今後はエチケット袋を2枚持ち歩こうと思う。

汚物話ばかりになってしまったけど
正直自分の体力的と精神的にも
周りと比べて弱くて脆くて
耐えられていないことが情けないなと心を砕かれた。

嘔吐を伴う経験は、私にとって基本的には
トラウマになる。
試験の結果は受け入れるしかない。
でも、もう3度目を受けることは
考えられないかもしれない。